2016/03/03 00:43

アイドル戦国時代と言われている昨今、全国各地で様々なアイドルが台頭し活躍を見せている中、アイドル不毛の地と呼ばれる大阪を拠点にしながら8年間も活動しているライブアイドルがいる。


浪速の狂犬 葉月である。


2015年8月2日
葉月自身初となる「東名阪奈ツアー」最終日の秋葉原TWINBOXにて発表された4thワンマンライブ。
会場は、大阪で音楽を行うものなら誰もが憧れる「心斎橋 BIGCAT」

長きにわたる葉月の活動歴の中でもワンマンライブの会場としては最大であり、今後の活動生命をもかけた大勝負であった。

開催日程は翌年の2月8日、約半年間のプロジェクトが始まった瞬間である。
葉月史上最大のプロジェクトだったが、最初から順風満帆とは行かなかった。

思ったようにチケットが売れず、本当にBIG CATで成功できるのかという戸惑いも隠しきれなかった。しかし、そんな葉月を支えたのはやはりファンの力だった。

ワンマンライブへの日程が近くなるほどにファンの成功へ向かう声は大きくなり、葉月を何より支えた。

そして、2016年2月8日 この日、大阪の歴史が動いた。
浪速の狂犬 葉月4thワンマンライブ「BIGCAT VS MADDOG」
東京・名古屋・大阪・日本各地からはもちろん、海外からも大勢の葉月ファンがあつまり動員は平日にも関わらず400名を超え、葉月初となるBIGCATでのワンマンライブは名実共に大成功となった。

タイトルに沿った、ボクシングやプロレスの大会を彷彿させるステージには赤と青に彩られたリングが用意され、リングアナのような場内アナウンスがスタートのゴングを鳴らした。
オープニングにはラウンドガールとして同事務所の鈴原優美が水着で登場し、会場を冒頭から盛り上げた。



まるでボクサーのような格好をした葉月がステージにあがり、1stアルバムタイトルでもある「WATCH OUT!!」が流れると、会場全体が大きく揺れた。
今回ワンマンライブのタイトルにもなっている、新曲「VS  MADDOG」では、歌いながらパンチを繰り返し、自身の熱い歌声と共に気迫を会場へぶつけた。
葉月のオリジナル曲と言えば、思わず腕を振り上げたくなる熱い曲が並べられるが、心を揺らすバラード「金盞花」では会場全体が静まり返り、目に涙を浮かべるファンも見えた。

その後、新しい武器と評されたバンドでのステージは8曲を披露し、今までにない葉月の新しい表現方法を大勢のファンに披露した。
1曲目は、最古のオリジナル曲「気まぐれキャット」を「BIGCAT」の名前とかけて選曲し、
バンドでのラスト曲「ドラゴン」では、ファンが作った全長12メートルの大きな龍がフロア内を舞い踊った。

ラスト会場中から湧き上がったアンコールへは、代表曲「KILL ME AGAIN」を満を持して披露し、この日葉月はBIGCATに完勝を果たし、大阪に新しい波を起こすことを成功した。



このワンマンライブの映像がこの度DVD・BDとして発売が決定。

以下サイトで現在予約を受け付けており、3月26日より発売開始となる。

予約特典にはワンマンライブの裏側映像URLが封入されており、この日訪れたファンはもちろん、これから葉月を知る人にも見て欲しい1作である。



現在葉月は翌2月9日から3月26日までライブ活動の休止を発表し療養中である。
声帯結節による喉の治療のための休止となっており、復帰が待ち遠しい限りであるが、その復帰ライブでは長年葉月とライブを共にしてきた仲間が集まり、葉月の帰りを盛大に祝う。
ゲストには小桃音まいの出演が決定。

ノンストップで行われたワンマンライブの中、アンコール中イベント内唯一のMCで葉月はファンへの感謝の気持ちと共にこう話した。
「最初(BIGCATでのワンマンライブを)誰もが無謀だと思ったと思う、でも私にとっては今日の成功はゴールではなくて、スタートになった。」
春を告げる風が吹く時期、浪速の狂犬葉月はさらなる進化を遂げて私達の前に帰ってきてくれるだろう。

【3/26(土)】「復活!FUNNY BOXX~狂犬葉月祭!!~」
会場:樟葉shinghall
時間:14:30OPRN/15:00START 
料金:3000円+D
出演:葉月/THE PARTY CLIMAX JAPAN/大島はるな/池本真緒/柳瀬蓉/加藤育実/えびすばし☆プリンセス/木元のぞみ
GUEST:小桃音まい